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RIP My Brother

こんなに泣いたのはいつ振りだろう。自分のサーフィン人生に大きな影響を与えてくれた親友のGonoが他界しました。

Gonoとは2005年 小学1年生の時にインドネシアのロンボク島で出会いました。

ロンボクにはそれまで数回行ったことはあったけれど自分はサーフィンに行きたいという気持ちはあまりなくサーフィンはしたことはあったけどその時自分はサッカーの方に夢中だった。なのでお父さんがサーフィンをする中、自分はサーフィンをすることはなく海に浸かるだけでした。


2005年にロンボク島グルプック村にLakuenというホテルが設立されその年は初めてそこにステイしました。

そこのホテルは目の前が海なのでそのホテルからサーフポイントへのボートが出ていて、グルプック村に到着して次の朝お父さんに続いて初サーフィンをした。その時のガイドがLakuenのスタッフとして働いていたGonoだった。
Gonoとはその時初対面だったけど海に一緒に入ってくれて不安だった自分を全てサポートしてくれた。

波が来ても一緒にドルフィンもしてくれたし、波に乗れるために毎回後ろからプッシュしてくれた。


それをきっかけに本当にサーフィンが心から楽しくなって海の怖さや不安が一気になくなった。そしてサーフィンというスポーツの楽しさをGonoが教えてくれた。

その年からロンボクに行くことが楽しみで仕方なく年に一回の冬休みが待ち遠しかった。そしてGonoに上手くなった自分の姿を見てもらいたくて日本で一生懸命頑張った。

ここ最近では自分の試合が続いていたため中々ロンボク島に行くことはできなかったが昨年の3月約3年ぶりにロンボク島にお父さんと2人でフェリーで行った。

Gonoと久々に会うこともでき4日間という短い期間だったけど毎日一緒にサーフィンできて2人でドライブもして小さい時から変わらずGonoといるだけで本当に楽しかった。
最終日空港でお別れした時はGonoとGonoの子供 ライアンの2人でお見送りをしてくれてGonoと最後に交わした言葉は「サーフィン頑張るね」だった。

Gonoが体調を崩していると聞いた時は心配で仕方なかったけどGonoならなぜか、絶対に大丈夫って心の底から思っていた。

だから今自分にできることはサーフィンでひたすら目標に向かって頑張ってGonoに会った時にいい結果報告ができるようになることだった。

しかしそれは思い通りにはいかなかった。
7月4日Gonoは亡くなった。

今でも正直全く実感はない。Gonoとの思い出がありすぎてこの文を書いていて改めてGonoには本当にお世話になったなって思ったしサーフィンが好きになるきっかけを自分に与えてくれた。

もう会えないと思うと本当に悲しいし辛い。Gonoがいないロンボクには行く意味がない。だけど今自分に出来ることはGonoから教えてもらったサーフィンをこれからも引き継いで自分の夢と目標に向かってただひたすら頑張っていくこと。天国からいつも見守ってくれているって思うのが一番の自分への強みになると思うから。

今の自分があるのはGonoと出会ってなかったらまずない。サーフィンをやっていなかったかもしれない。そのきっかけを与えてくれたGonoにはこれからも感謝し続けたいと思う。

Gono出会って12年間本当に楽しかった。本当に本当にありがとう。


田中大貴

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